税務署からの「相続についてのお尋ね」についてのご相談事例
相談時の状況
被相続人
母
相続人
長女
次女
ご相談内容
母親の財産は相続税がかかるほどではないと考えていたが、
税務署から「相続についてのお尋ね」が送られてきたので不安になったということで来所されました。
聴き取りでは財産は、自宅の土地家屋と預貯金が1000万円程度との事でした。
どちらも亡父から相続した財産であり、母は従前専業主婦で無収入(近年は年金のみ)とのお話でした。
自宅敷地の路線価を調べるなどし、相続財産の概算額を求めたところ相続税の基礎控除額を大幅に下回ることが判明しました。
ご提案
「相続についてのお尋ね」には、相続人の数や財産の内容を記入し、とりあえず税務署に返信すれば良いのではないかとアドバイスしました。
税務署が、相続人の知らない財産の存在を把握しているのであれば連絡があるので、その場合に対応すれば問題ないのではないかと説明しました。
まとめ
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- 「少し安心しました」と帰宅されましたのでこちらも安心しました。
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